スパイクは、いくらフォームが良くても、打点がどこなのかわからなければ、いい攻撃はできません。
そこで、打点を低くした方がいいのか、高くした方がいいのかを判断することが重要になります。
これから、スパイクの打点について説明していきたいと思います。
スパイクの打点とポイント
スパイクの打点には、大きく分けて高いものと低いものがあります。
低い打点は、スパイクにスピードが出ますが、相手のブロックにシャットアウトされてしまう可能性が高くなります。
高い打点は、スピードよりも、勢いやボールに力を込めて打つことができるため、安定性と攻撃力の強さを発揮することができます。
また、ブロックに止められることも少なく相手への攻撃ができるので、スパイクの打点は、低いより高い方か好ましいと思います。
高い打点でスパイクを打つことが1つ目のポイントです。
但し、かぶった状態で打つ打点は、理想の高い打点ではないので、しっかりと自分のヒットポイント、タイミングを見つけることと、斜め上60度付近でボールをヒットできるように練習してみてください。
スパイクでかぶってしまう原因は、スパイクジャンプが前に飛んでしまっているからなので、真上に飛ぶような感覚と、体よりも前の高い位置でボールを捉えるような意識を持って、ジャンプするようにしていきましょう。
2つ目のポイントは、しっかりと助走をすることです。
助走ができていないと、高い打点どころか、高くジャンプすることもできません。
ということは、助走がちゃんとできる人は、ジャンプ力も上がるため、自ずと打点も上がる、高くなるということなのです。
また、助走に勢いをつけていくことで、今以上に高く飛べるという効果もあるので、実際の練習でやってみてはどうでしょうか。
スパイクを打つ時に、肘をしっかり延ばすことが、3つ目のポイントになります。
肘が下がってしまうと、助走がしっかりできていても打点は低くなります。
そこで、バックスイングからの腕を振上げる際に、しっかりと肘を上げるようにしましょう。
肘を上げておくことで、打つ時に肘をしっかり伸ばすことができ、高い打点でヒットすることができるからです。
まとめ
スパイクの打点は、ジャンプの仕方やボールをとらえる位置、肘の位置によって、上がるか下がるかが決まってしまいます。
安定した攻撃をしたいのであれば、これまで説明してきたポイントを頭の中に入れながら練習をしていくようにしましょう。