バレーボールのレフトの動き、その重要性とコツとは?

バレーボールのレフトは、攻撃の中心・エースが置かれることが多いポジションです。

レフトポジションの選手は攻撃はもとより、たくさんの役割を担っています。

今回はバレーのレフトの動きと、その重要性について説明していきます。

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レフトポジションの仕事と重要性

レフトの選手の仕事は、まず第一にスパイクで得点を稼ぐことです。

それはコンビネーションを絡めた普通のオープントスだけではなく、二段トスを打ち切るという大きな任務も含みます。

二段トスとは、レシーブが乱れて、セッター以外の選手から上がってきた、高く山なりのトスの事をいいます。

試合中レシーブが乱れた場合、ほぼレフトに二段トスが上がってくるので、それを得点にできるかどうかが勝敗を大きく左右するのです。

そしてレフトポジションの選手のもう一つの大切な仕事は、レシーブです。

特にレセプション(サーブカット)には積極的に参加し、レシーブした直後には打てる体勢になっていないといけないのです。

レフトポジションの動き

レフトポジションの選手は、どのローテーションの時にも、まずレセプションに参加します。

そしてその次に、すぐスパイクをするために外に開きます。

この時に大切なのは、ボールから決して目を離さないことです。

他の選手がサーブカットをセッターに返すことができず、なおかつリベロがトスを上げることができない場合、自分が二段トスを上げる状況になることもあります。

レシーブの行方を確認してから、スパイク体勢に入りトスを待ち、スパイクを打ちます。

そして相手からのスパイクの際には、ブロックにも参加しなくてはなりません。

相手レフトからの攻撃の際には、ディグ(スパイクレシーブ)もしくはフェイントフォローに入ります。

レフトプレーヤーは、拾う・打つを繰り返し行うので、上がる・下がる動作の繰り返しになるのです。

レフトポジションの動き方のコツ

このように、レフトの選手はその場その場に応じたフレキシブルな動きが必要になってきます。

どんなに強いスパイクを打つことができても、レシーブに難があればチームの足を引っ張ってしまいます。

レセプションが苦手だと、相手チームはエースを狙ってサーブを集めてきます。

そうなると、レシーブミスが続くばかりか、スパイクまで不調になってしまい、チームは負のスパイラルに陥ってしまうのです。

レフトプレーヤーは、エースとして得点をもぎ取らないといけないポジションでありながら、レシーブや繋ぎなどのすべての技術を身につける必要がある、難しいポジションなのです。

ですので、スパイク練習だけでなく積極的にレシーブ強化に努めましょう。

そして試合中に上手く立ち回るコツは、常にボールから目を離さないで、状況に対応していくことです。

そしてスパイクを打つときはただ強打するだけではなく、コース打ちやフェイント、またはブロックアウトなどを駆使して、得点をもぎ取っていきましょう。

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