バレーの試合中は、どのように指導をしたらいいのか迷う時があるかもしれません。
そこで、試合中の指導が上手くできるようにするためのポイントを説明します。
試合中の指導の注意点
試合中、小学生と中学生の監督はベンチから立ってはいけません。
但し、その場から声を出して指導することはできます。
しかし、周りの音などが原因で、子供たちに指導の声を届けるのが困難な場合が出てきます。
そこでボールデッドから、サービス許可までの間に、少しでも近くに行き、指導をするようにしなければいけないでしょう。
高校生の場合は、監督はベンチから立つことが許されているため、子供たちの身近で指導することが可能になります。
ですが、試合の邪魔になることや過度な指導は、警告の対象になってしまうので、気を付けるようにしてください。
試合の指導ポイント
1つ目のポイントは、誰に指導をするのか、その子の名前を呼んでしっかり伝えることです。
これができなければ、子供たちは自分が言われているのか、他の人が言われているのか混乱してしまい、試合の流れ悪影響が出てしまうかもしれません。
2つ目のポイントは、わかりやすく、端的にポイントを指導することです。
限られた時間の中で、長々と説明してしまうと、一番伝えたいことを伝えそびれてしまう可能性が出てきてしまいます。
サーブで失敗しそうな子がいれば、その子の名前を呼んで、手の動きをジェスチャーで伝えたり、レシーブの位置がおかしい子がいたりした場合は、余計なことは言わずにすぐ位置の修正をしてあげるようにしましょう。
試合での指導は、監督や指導者にもストレスがかかってくることがあります。
ストレスを感じることで、イライラしたり、そのイライラが指導の言葉に出てしまうことや無力、脱力感も表に出てきてしまうことがあります。
そのため、頭の中の切り替えや深呼吸を試合中、目立たないように行うことが3つ目のポイントです。
これができなければ、子供たちが監督の機嫌が悪いから気を使ってしまったり、失敗をしたときに監督を見て固まってしまうなど、逆にストレスを子供たちに与えてしまうこともあるので気をつけるようにしましょう。
まとめ
試合での指導は、普段の練習の時とは違い、実践に対応したものにしまければいけません。
そのため、一つ一つのプレーや選手の動き、選手の表情を観察しなければ、的確な指導、いい指導ができなくなってしまいます。
指導のポイントを踏まえて、実際の試合に臨むことが大切です。