子供にバレーボール楽しいな、もっとうまくなりたいななど、前向きな気持ちになってもらうことで、中学生や高校生、社会人になってからも続けてくれるようになるはずです。
そのためには、どのような指導をしていくべきなのかを考える必要があります。
目次
はじめに
ボールの大きさが小学生は4号軽量球、中学生は4号球、高校生は5号球とそれぞれのカテゴリーで変わってきます。
小学生の子供は、どうしてもボールを怖がってしまう傾向があるため、指導するにあたり、ボールに慣れさせることが重要なポイントになります。
今回は、初歩的な指導・練習のポイントを見ていきましょう。
指導のポイント
Step1 キャッチボールをしてボールに慣れさせる。
どんな形でもボールをとる、キャッチできなくてなくて転がっていったボールを追いかける、このような動作をすることで楽しくボールに慣れることが見込めます。
また、追いかけることで足を動かす、ボールへの執着心も身につきます。
Step2 指導者が投げたボールをキャッチする。(アンダーハンドパス)
指導者がボールを少し高めにあげ、子供にボールをキャッチさせましょう。
ここでアンダーハンドパスのフォームを同時に教えることが重要なポイントになります。
低い姿勢、ボールキャッチは低い位置で、おへそのところでキャッチするなど、わかりやすく教えるようにしてください。
Step3 指導者が投げたボールをキャッチする。(オーバーハンドパス)
指導者と子供の距離はなるべく近い位置で、ボールを優しく、子供のおでこの上方に投げます。
この練習はオーバーハンドパスの動きになるため、フォームを教えながら指導していきましょう。
この時、ボールはおでこの上、おでこの近くでキャッチさせるように指導してください。
アンダーハンドパスよりも恐怖感を感じやすい動作のため、子供にとって少し難しいと思います。
そのため、ゆっくり丁寧に何度も教えることがポイントになります。
最後に
バレー人口が減少傾向の今、子供(小学生・中学生)からバレーの楽しさを教えることで、今後のバレー人口の増加も見込めるようになるのではないでしょうか。
他のスポーツにも言えることですが、楽しいと思わせることが一番大切なことだと思います。
また、バレーボールを全く知らない子たちに一から指導するのは、本当に難しいことです。
しかし、指導者も初心に帰って、子供たちと同じ目線になり、教えていくことでスムーズに指導ができるでしょう。