バレーボールの練習の目的は、一言で言うと上手くなることです。
でも、毎回毎回同じメニューばかりでは飽きてしまいます。
中学校、高校のバレー部ならともかく、特にママさんバレーなどでは基礎練習ばかりだと嫌気がさしてしまいます。
そこでいつもと少し違う、ちょっと楽しい練習メニューはいかがですか?
初心者向け、パスの基礎を小道具を使って
まずはアンダーパス。
アンダーパスの基本の姿勢をとって、手は組まずにバケツを両手で持ちます。
大きめのザルのようなものでもいいです。
この時に絶対に肘を曲げない事だけをお約束にしておきましょう。
ボールを投げてもらい、そのバケツにボールをキャッチします、それの繰り返しです。
これは、バレーボールのアンダーパスの時に肘を曲げない、そして正面でとるという練習になります。
ボールの勢いを止めないとバケツの底でバウンドしてしまうので、レシーブの時に球威を落とす練習にもなります。
特に、普段肘が曲がったりボールの正面に入らずに横でレシーブする癖のある人には効果的です。
見た目も少しコミカルで、盛り上がります(実証済み)。
ただし、新人だけにやらせるといじめのような感じになってしまいますので、全員がやるという事もポイントです。
コート半分での試合
バレーボールの普通の試合では、それぞれのコートに6人(9人)入ります。
これは人数も、コートも半分だけでやる、という練習です。
半分のコートで半分の人数で試合をしてみてください。
もちろん、サーブからちゃんと、そして得点まで半分です。
サーブもアタックも半分の面積の中に入れなければいけないので、難易度は多少高いのですが、だんだんコツをつかんできます。
これは、サーブやアタックを意図した場所に打つ練習にもなり、レシーブもコンパクトに上に上げるという練習にもなります。
思い切りアタックを打つよりも、人のいないところを見つけてボールを落とす方が得点が入るので、それもバレーボールの試合で役立つ実践練習になります。
ブロックはどうするか、などはその時のチーム内の作戦如何です。
サーブ練習は数を数える事が有効
バレーボールのサーブ練習で、何分か時間を決めてとにかく打つ!それは普通にされているチームは多いと思います。
でも時には、3分間の間に何本入れられるか、というのはいかがでしょう。
二人一組で、1人が打って1人が時間を計りながらカウントする。
練習参加人数によっては、全員が一度にできます。
そして上位3人までは、練習後のコート片付け免除などの特典を決めると、皆なぜか必死になります。
焦れば焦るほどサーブが入らなくなったりするので、最後には集中力の高い選手が勝つ確率が高くなります。
マンネリ打破のために一度試してみてはいかがでしょうか。