バレーの練習は、ウォーミングアップから入り、2人組でのキャッチボールやパス、そこからレシーブ練習、サーブ練習などを行います。
中でも、2人1組で行う練習として一番初めに挙げられるのは、パス練習になります。
2人1組でするパスを対人パスとも言いますので、覚えておきましょう。
2人1組での練習
初歩的な練習として、キャッチボールも大切な練習の一つになります。
しっかりキャッチボールをすることで、ストレッチ効果もあり、肩の動きや上半身の動きをスムーズにすることができるようになります。
この練習では、無言でキャッチボールをするのではなく、お互いの名前を呼び合ったり、声を出し合うことを心がけましょう。
声を出すことで、ボールコントロールがしやすくなることと相手とのコミュニケーションが取れるようになります。
また、後々のチーム練習にも影響が出てくるため、しっかり声を出すことが1つ目のポイントになります。
キャッチボールが終わってから、2人1組でパスの練習をしましょう。
対人パス練習の利点は、2人でパスをすることで基本的なフォーム、ボールをあげる、送るなどの動きを確実に練習することができることです。
1人が相手に向かってボールを投げ、もう一人がそのボールをあげるという練習をしましょう。
オーバーハンドパス、アンダーハンドパスの両方を練習してください。
また、効率よく練習をするために回数を決めて、だらだらと練習を続けないことが2つ目のポイントです。
これは基本的な手の動きフォームを確実にできるため、この練習はお勧めです。
上記の練習をした後に、対人パスをしてください。
この流れで練習をすることによって、動作などを考える余裕ができるため、安定したパス、ラリーができるようになります。
そのため、キャッチボールでも対人パスでも同じことですが、あげやすいボールを相手に対して出すことができるか、どうしたら相手の取りやすいボールをあげることができるかを考えながら練習することが、3つ目のポイントです。
自分勝手な練習をしてしまうと、自分のためにも相手のためにもなりませんので注意しましょう。
まとめ
パス練習をサボってしまうと後々の練習に響いてしまうため、バレーが上手くなりたいと思うなら、集中してしっかり取り組むことが大切になります。
フォーム、ボールをあげる動作などの基本的な練習は、2人1組でやるからこそできると言っても過言ではありません。
決まった時間の中で基本から応用の流れでの練習をすることで、自分の技術も向上していきますので、1つ1つ頑張っていきましょう。