バレーを始めると、ボールが硬くて痛い、ボールが怖いなどのマイナスな部分が一番先に出てきます。
実際にバレーをしてみて、思っていたのと違うと思う子もいるはずです。
しかし、練習を工夫することで、マイナスポイントをなすことも可能になります。
そこで、初心者のための練習のポイントを説明していきたいと思います。
バレー初心者のための練習とポイント
バレーボールを本格的に始める前に、ボールに慣れる練習としてキャッチボールをしてみましょう。
ただキャッチボールするのではなく、投げ方をしっかりと指導してもらうことが1つ目のポイントです。
また、ボールを投げる際は相手が取りやすい、相手を動かさないようにキャッチボールができるように頑張ってみてください。
キャッチボールをすることで、ボールに慣れるとともに、コントロール力やアタックに必要な肩や腕の動かし方、振り方を身につけていくこともできるのです。
2つ目のポイントは、怖い、痛いという固定観念をなくす練習をすることです。
確かに、初めは怖いし、ボールが当たると痛いかもしれません。
しかし、腕の当てる位置を正しく覚えることと優しく投げたボールを腕に当ててあげる練習をすることで、解消することができるのです。
練習としては、初心者の子にはアンダーハンドの形を作らせておきます。
指導者や経験者に、腕に向かってボールを優しく投げてもらいます。
この時、あげることは考えずに手に当てるだけ、キャッチするだけでいいのです。
また、声をかけながらするようにしましょう。
コミュニケーションもとれ、これからの信頼関係を築いていくためにも大切なことになります。
最後に練習3つ目のポイントは、たくさん動かすことです。
初心者は、ボールが来ても、なかなか一歩が出ません。
そのため、ボールを追いかける、ボールの落下位置に入って取るなどの足を動かすような練習を始めのうちに、たくさんしておくことがポイントになります。
この時、バレーの基本は重心は前なので、重心が後ろにならないように、注意して指導をするようにしてください。
まとめ
初心者は、ボールに慣れさせることが大切です。
また、楽しいと思ってもらうことも、バレーをこれから続けていこうと思っている子供たちには必要なことです。
初めは、みんな難しい、痛いなどの弱音が多いでしょう。
それを克服させられるような指導、練習方法を考えていくようにしてください。
初心者の心をつかむことが、バレー人口を増やすためのカギになります。