どのスポーツに関しても、筋力をつけることはとても大切なことです。
そこで、バレーボールを上達させるために必要な筋肉、筋力トレーニングについて説明していきます。
バレーに必要な筋肉と筋トレ
バレーに必要な筋肉は、大きく2つに分けられます。
1つ目は、レシーブで必要な筋肉です。
レシーブでは、瞬発力と低い姿勢の維持を求められるため、ふくらはぎのひらめ筋や太ももの内転筋を鍛えるといいでしょう。
筋トレの方法は、かかとを上げ、つま先に重心を置きます。
そこからかかとを上げたり下げたりを左右交互に回数とセット数を決めて行います。
注意してほしいのは、回数やセット数を過度に設定しないようにしてください。
足全体の筋トレになるため、筋肉を意識しながらやるようにすることがポイントです。
他に、下半身を支える筋肉を鍛えるには、スクワットを10回5セットと決め、無理なく筋トレをするといいと思います。
これらを鍛えることで、下半身が安定し、瞬発力も上がるため、レシーブが上達するはずです。
2つ目は、スパイクで必要な筋肉です。
スパイクでは、体全体の筋肉を使います。
ジャンプには足の筋肉、ヒットには腕の筋肉、また、背筋力や腹筋も必要になります。
筋トレの方法は、主にスクワットや腕立て、背筋と腹筋などです。
この筋トレは、スピード勝負で行うのではなく、ゆっくりと筋肉を意識しながら行うようにしましょう。
また、回数やセット数は自分に合ったものを設定してください。
しかし、楽に楽にとは考えず、ある程度の負荷をかけられるような設定をお願いします。
筋トレの意味がなくなってしまう可能性があるので注意しましょう。
腹筋よりも背筋はつきにくい筋肉のため、背筋の筋トレは腹筋の2倍の回数をこなすことをお勧めします。
スパイクを上達させたいのなら、体全体の筋肉をバランスよく鍛えるように頑張ってください。
スパイクの威力を上げたいときは、腹筋鍛えると同時にひねる運動を加えてみてはどうでしょうか。
まとめ
筋肉痛になるから筋トレは嫌だと言って、筋トレをしなかったり、サボってしまうことはよくありません。
筋肉痛になるということは、筋肉が成長するための合図なので、これを乗り越えてこそ体に筋肉がつくのです。
また筋トレは、自分に合った回数や量をこなしていくことで、バランスよく必要な筋肉を鍛えることができます。
最後に筋トレを行った後は、必ずストレッチをしてクールダウンをしてください。