初心者にバレーを教えることは正直大変です。
しかし、初めてバレーをする子はもっと大変です。
そこで、初心者が上達できるようになるための3ステップを説明していきます。
初心者の上達3ステップ
Step1 バレーボールの用語やルールを、簡単にわかりやすく説明する。
バレー初心者は、目で見たバレー、人から聞いたバレーしか知らないと思います。
そこで、実際にバレーの練習をする前に、バレーとはどのようなスポーツなのか、どのような動き方をするのかなど、少しでも教えておく必要があります。
初めのうちに、基本姿勢や基本の動きを説明、話しておくことで、全部は覚えられないと思いますが、頭の中には少なからず知識が残ります。
そのため、後々の練習や上達のスピードにも必ず響いてきます。
Step2 ボールに慣れること。
バレーは、飛んできたボールを取る、打つという動作が基本的な動きになります。
そこでボールが向かってきた時に、怖がってうごけなくなる、避けてしまう、目をつぶってしまうなどの行動をしないようにしなければいけません。
そのためには、向かってくるボールに慣れることから始めましょう。
ボールに慣れるには、キャッチボールが一番効果のある練習になります。
優しいボールから、少し強いボールなど様々なバリエーションでのキャッチボールをお勧めします。
Step3 オーバーハンドとアンダーハンドの基本をしっかり教える。
初めから、お手本を見せて、ハイやりましょうと言ってもできません。
そこで、オーバーハンドやアンダーハンドの形を覚えさせるところから教えてください。
オーバーハンドなら、オーバーの形でボールをキャッチする。
この時に、ボールの落下位置に入れるように、なるべく手元にボールを投げてあげるといいと思います。
それが慣れてきたところで、普通にボールを投げて、自分から落下位置めがけて、ボールをキャッチしに行くような練習にしてみてください。
アンダーハンドでは、オーバーハンド同様にレシーブ位置でのキャッチ練習からしましょう。
アンダーハンドの基本の形を教えると同時に、低い位置で構えることを教えてください。
また、なかなか低い位置でのキャッチをすることが難しいときは、おへその位置でボールをキャッチさせてみてはどうでしょうか。
立ったままでは、おへその位置でのキャッチは難しいため、自然と低い姿勢になっていくはずです。
ボールを投げる人も、低めに優しく投げてあげることもポイントです。
初歩的なことをしっかりと教えることで、初心者の上達速度が変わってきますので、根気よくわかるまで教えるようにしてください。
まとめ
これまで説明してきた3つのステップを実行することで、普段の練習への取り組み方や動き方が変わるはずです。
出来ないから、何となくできるからなどの思い込みで、練習や技術面が適当になってしまう可能性もあるため、しっかりとステップを踏んで練習をしていくことが大切だと思います。
あとは、初心者1人1人が上手くなりたい、上達したいという気持ちを持つことです。