バレーボールを始める年齢やきっかけは様々です。
特に小学生から始める子への指導が、一番大変なのではないでしょうか?
そこで、指導の3ステップを説明していきたいと思います。
小学生バレーについて
小学生バレー指導の基本は、技術面も大切なことですが、子供たちにバレーの楽しさを教えることと夢や希望を持たせることが最重要ポイントなのです。
また、ねばり強く努力する気持ちを同時に育てることで、スポーツマンシップが確立でき、中学や高校、大学へ進学してもバレーボールを続けてくれるでしょう。
小学生バレーの指導
小学生の子供たちは、まだ体(筋力)ができていません。
無理に筋力をつけたり、厳しい練習をしてしまうと体の成長はもちろん、心の成長にも悪い影響が出てしまいます。
そのため、学年や体格に合わせた練習やトレーニングを考えることがポイントです。
Step1 低学年はボールに慣れる練習。
キャッチボールや足を動かしてボールを追いかけるなど、遊びのような練習をするといいのではないでしょうか。
バレーで体を動かす楽しさを教えるのも、これからの指導に影響してきます。
Step2 中学年は、アンダーハンドやオーバーハンドの基本の練習をすることがとても大切な時期になります。
バレーを始める子たちが多い学年とも言えるので、ここでしっかりと指導ができるかがポイントです。
また、基本の指導を怠ってしまうと、基本ができないまま、上の学年にあがっていくことになってしまうため、応用の段階での指導が難しくなってしまいます。
高学年は、筋トレを本格的に始め、基礎から応用への練習移行など、実践に向けた指導をしていかなければいけません。
この学年からバレーを始める子に対しては、遊びは飛ばして、基本をしっかり指導するようにしてください。
基本の練習から始めなければいけないため、なんで私はみんなと違うの?どうしてできないの?など思う子が出てきます。
その時は、できないのではなく、これから練習していけば上手くなるなどの言葉をかけて、
指導とともに心のケアをすることが大切です。
小学生は、大人と違って簡単に気持ちが離れてしまう傾向があり、モチベーションを下げてしまうということは、その子の才能をもつぶしてしまう可能性が出てくるのです。
まとめ
小学生からバレーを始める子には、厳しい練習、指導ではなく、バレーは楽しい、バレーが上手くになりたいなど思えるようにしていかなければいけません。
そのためにもステップごとに内容を把握し、指導をしていく必要があります。