バレーボールだけではなくスポーツ全般に言えることですが、強くなるという事は体だけではなく、精神力が大切です。
そしてメンタルが強くなれば、もっと技術も向上するのです。
ここでは普段からできるメンタル強化法を紹介します。
プレッシャーに慣れてしまおう
バレーボールの試合前や試合中、誰しもがプレッシャーを感じてしまう場面があるはずです。
同じプレッシャーがかかっても、いつも通りのパフォーマンスができる人と、プレッシャーに押しつぶされてしまう人の差はどこにあるのでしょうか。
それは、「できなかったらどうしよう」と「できるはずだ」「やってやる」のどちらかに気持ちのベクトルを向けるか、の差です。
元々の性格で、マイナスに考えがちな人もいるかと思います。
それでも練習で、普通にやれば100%できるんだという心の実績さえ積んであれば、肩の力が抜けて普段通りのプレーができるはずです。
そして、できなかったら次にできればいい、とポジティブになってみましょう。
いつもポジティブシンキング、またはいつも平常心でいられる、これがメンタルが強い人の特徴です。
仕事でも家庭でも、そしてバレーボールでも同じです。
バレーボールでのプレッシャーを減らす方法
プレッシャーをなくす方法はありませんが、減らす方法はあります。
それは単純に、練習でそのプレーができるようになることです。
10回やって1回しかできないプレーよりも、5回できるプレーの方がプレッシャーは少なくなります。
10回できるのなら完璧です。プレッシャーはほとんど感じないはずです。
むしろ攻める気持ちの方が強くなるでしょう。
練習ではできるのに、と思ってしまう人は、練習ではできたからできるはず、と考えるようにしてみましょう。
それが自分でできるメンタルトレーニングです。
練習試合を活用しよう
練習試合には2種類あります。
大会などが近いので、本当の試合を想定して勝つことを目標とした練習試合。
勝敗は別として、新しい事や練習してることがどれくらいできるかを試す練習試合。
その時の練習試合の目標に従って、自分の実力を試してみましょう。
目的をもってプレーするという事はとても大事なことです。
それが自信になって試合の中で生かされることも多いですし、問題点を見つけたらこれからの練習の課題になります。
そういう意味では、定期的に練習試合を入れるという事は、バレーボール上達のメンタルトレーニングに有効だと言えます。
なにより、練習試合のほどよい緊張感は、普段の基礎練習よりもずっと楽しいですからね。