スパイクの打ち分けと2つのポイント

スパイクを打つ際に、その場面ごとにクロスに打ったり、ストレートに打ったりとコースの打ち分けをしていますか?

コースの打ち分けをすることで、相手の守備を惑わす攻撃ができるという利点があります。

そのためには、どのようにスパイクを打ち分ければいいのか、ポイントを説明していきます。

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コースの打ち分けとは

レフトからスパイクを打つ場合は、対角線上のバックライト方向に向かって打つのがクロス、ライト側のサイドライン方向に打つのがストレートです。

ライトからスパイクを打つ場合は、レフト攻撃と逆で、バックレフト方向がクロス、レフト側に打つのがストレートになります。

センターの場合は、ど真ん中のストレートが主なスパイク攻撃ですが、センターポジッションは、バックレフト方向とバックライト方向の両方に打てるというプラスな面があります。

そのため、センターアタッカーは、相手のレシーブを混乱させるためにも、左右のクロスへのスパイクが打てるように、練習するといいでしょう。

打ち分けのポイント

打ち分けのポイント1つ目は、相手ブロックの動きを見ることです。

ブロッカーは、ボールがあがった方向に向かって動いてきます。

また、助走やジャンプ、目線でどこに打つかなどを予想されてしまい、ブロックで攻撃を抑えられてしまう可能性があります。

そのため、相手の読みの裏をかけるように、クロスに打つのか、ストレートに打つのか、スパイクのコースの打ち分けを考える必要があります。

相手ブロックの動きを見ることで、打ち分けの判断もつけやすくなります。

打ち分けのポイント2つ目は、スパイクの流れでフェイントも利用することです。

スパイクと見せかけて、クロス手前にフェイントで落すなども、打ち分けの一種になります。

強打を続けて打てば、次も強打が来ると予測するため、フェイントが入ることで、相手の守備を崩すことができるのです。

また、この場合のフェイント攻撃は、センターアタッカーが、一番利用しやすいのではないでしょうか。

まとめ

スパイクを打つ時、攻撃を相手に読まれないようなコースの打ち分けができるかどうかが、試合の流れを決めるカギになります。

練習の時は、スパイクをただ打つだけの練習ではなく、打ち分けを意識してスパイクを打つようにしましょう。

また、ストレートを打つ注意点としては、打ち方や力の加減をコントロールして、アウトボールにならないように気を付けてください。

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