バレーのレシーブ強化中心の時にアタッカーを育てる練習メニュー

バレーボールの練習では、シートレシーブのようなレシーブ強化中心の練習もあれば、アタック練習のメニューもあります。

レシーブ練習は基本順番に全員が参加しますが、その時間にアタッカーを遊ばせていませんか?

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発達途上のアタッカーには一本でも多くボールを打たせる

バレーボールの練習では、ほとんどのチームがシートレシーブをメニューに組み込んでいます。

ツーメンと呼ばれるアタッカー1、レシーバー2のレシーブ。

スリーメンと呼ばれるアタッカー1、レシーバー3のレシーブ。

その他5人6人が入るパターンなど、練習人数に関係なくできるバレーボールの基本練習です。

トスを上げる人がいる場合といない場合はありますが、アタッカーはいないことはありません。

通常はコーチや監督、または先輩格の選手がアタッカーをやります。

その方がレシーブの練習にもなるのですが、これから育てたいアタッカーに前で打ってもらうという方法があります。

バレーボールのアタッカーはまず、ボールを手にしっかりあてる事、これが基本です。

それにはアタック練習以外の時でも、一本でもボールを打たせることが大事です。

予測不能なボールの処理

レシーバーからすれば、実は上手な人が打ってくれたボールは取りやすいのです。

強いボールでも、ある程度コースの予測はつきますから。

でも、新人アタッカーのボールはそうはいきません。

時には、アタッカーが別の方向を向いていても、イレギュラーなボールがこっちに向かってきます。

これが、レシーバーにとって、ボールが床に落ちるまで気が抜かないための良い練習になるのです。

実際のバレーボールの試合では、予測できないボールの処理が勝敗を分けることが少なくありません。

ブロックに少しだけ接触して変な方向に飛んでいくボールや、自チームの選手のレシーブミスで思いがけず自分に飛んでくるボール。

審判のホイッスルが鳴るまでは一瞬たりとも気が抜けません。

このシートレシーブは、アタッカーとレシーバー両方の練習になります。

周りにいる選手も見てるだけじゃいけません

バレーボールでは、コートに入って練習している選手以外の役割は、球拾いだけではありません。

むしろ球拾いより、コートにいる選手に向かっての声掛けが大事です。

「ナイスレシーブ!」「どんまい!」それも大切ですが、思ったことをどんどん声に出していきましょう。

例えば「もっと腰を落として!」「戻れ戻れ!(本来の位置に)」などです。

そして、新人アタッカーにも声をかけてあげましょう。

その方が集中力も高まりますし、ミスをした時にその原因をすぐに指摘することもできます。

試合中全員が声を出す練習にもなりますので、ぜひ試してみてください。

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