スパイクは、タイミングを合わせるのが大変です。
しかし、練習することで上がってきたボールにタイミングを合わせることが、自由自在にできたら攻撃の幅も増えてきます。
そこで、スパイクのタイミングを合わせるためのポイントを見ていきましょう。
タイミングを合わせるポイント
自分にあがってくるボールをよく見ることが、タイミングを合わせる1つ目のポイントになります。
何も考えず、助走から踏込みを始めてしまうとスパイクのタイミングを合わせることができず、失敗に終わってしまいます。
攻撃をしっかりしたいなら、あがってきたボールの高さやボールの位置をしっかり見極めて、スパイクに入っていきましょう。
また、ボールから目を離さないようにすることで、助走のタイミングやジャンプのタイミングをはかることができるようになるため、このポイントはしっかり頭に入れておいてください。
2つ目のポイントは、助走・ジャンプ・スイングの流れをうまくつかむことです。
オープンボールを例に挙げると、セッターがボール上げたと同時に助走のスタートをします。
そこからステップを踏み、ボールの最高到達点に向かいジャンプします。
いざスイングとなりますが、焦らずに落下してくるボールに合わせて、スイングするようにしましょう。
また参考までに、あがったボールを実際には打たず、キャッチする練習を続けてみてください。
流れをつかみ、この練習をしっかりすることによって、タイミングを体で覚えることができるようになります。
3つ目のポイントは、セッターに自分に上げてほしいアピールをすることです。
アピールすることでスパイクを打つ準備が、自然とできるようになります。
準備ができていないままでは、スパイクのタイミングを合わせるのが難しくなってしまいます。
また、このポイントを実践することで、2つ目のポイントを活かすことができるようになるため、スパイクのタイミングを合わせることが容易になってくるでしょう。
まとめ
スパイクのタイミングは、自分自身の感覚も重要ですが、セッターとアタッカーの意思の疎通も必要になります。
自分のところにあがってきたボールを、ただ単に打てばいいのではなく、どのようなボールをあげてほしいのかなどの要望をしっかり伝えることが大切です。
これまで話してきたポイントを踏まえて、練習をやってみてください。
最後になりますが、タイミングを合わせようとする気持ちがないといくらポイントをおさえたとしても、上手くはいかないので気をつけましょう。