バレーのフライング練習2つのポイント

テレビなどでバレーの試合を見ていると、レシーブを胸から滑り込んでしている場面を見たことはありませんか?

レシーブやカバーの段階で、どうしても普通に動いていてはボールに間に合わない、そんな時に最終手段としてフライングレシーブが用いられます。

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フライングの基本的な動き

フライングの基本は、低い姿勢からスタートし、床を蹴りあげ、両手を伸ばしながら、ボールの落下位置まで飛び込み、空中(床から30㎝~40㎝位の高さ)でレシーブをします。

レシーブからの着地は、両方の手の平を床に着け、その流れで両手を使い、体を前方に押して滑り込んできます。

また、手から肘、胸、お腹の順番で着地まで行くような流れになります。

これがフライングの基本的な動きです。

フライングの練習

フライングレシーブをするためには、フライングの基本的な動きを覚え、フライングに対する恐怖心をなくさなければいけません。

怪我や恐怖心を軽減させるため、肘サポーターや膝サポーターを使用しながら、練習に取組みましょう。

Point1 マットを用いた練習で、フライングの感覚をつかむことです。

初めから床で練習するのは大変ですし、恐怖心が出てしまうため、いい練習ができません。

そこでマットを使用して、マット上でのフライング練習をしてみましょう。

低い姿勢から着地までの基本的な流れの動作を、スローテンポで行います。

慌てて急いだり、勢いをつけてしまうと顎をぶつけたり、手首を痛めたりしてしまうので、気を付けるようにしましょう。

Point2 フライングの練習を何度も何度も繰り返し行い、恐怖心をなくすことです。

マット練習で、フライングの感覚がつかめたところで、床、フロアーでの練習に移りましょう。

マットの上では恐怖心が消えますが、実際に床で行う時、恐怖心がまた出てきてしまいます。

しかし、練習しないことにはできるようになるはずがありません。

そのため、恐怖に負けない気持ちを持ち、床上での練習も繰り返しすることが、恐怖心を取り除く一番の解決法になります。

まとめ

バレーのフライングは両手を使うため、気を抜いてしまうと体勢が崩れて、手首を痛める可能性があります。

そのため、手首の柔軟性を高め、フライングの着地の流れを、しっかりとイメージしておく必要があるでしょう。

また、勢いがないと床をスムーズに滑ることができないので、おいっきり蹴って滑り込む気持ちで行くこともポイントです。

フライングを習得すれば、レシーブの範囲やプレーの幅も広がり、自分の能力の向上にもなるので、ぜひ頑張ってください。

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